マルタ共和国の首都ヴァレッタは、街そのものが世界文化遺産に指定されており、狭い地域に歴史と文化のつまった魅力的な古都です。
ヴァレッタ(Valletta)は、マルタ共和国の首都ながら、人口1万にも満たない狭い地域です。小さな半島を縦横に狭い道路が走り、貴重な空間は殆どが何らかの形で有効利用されています。都市全体が世界文化遺産に指定されていることもあり、高層ビルに建て替えることもできず、それゆえ、古い街のまま、ある意味、活気を失ってしまった面もあります。例えば昔はあった映画館もなくなり、ディスコなどのナイトライフはセント・ジュリアンズがその役割を担っています。それゆえ、今日のヴァレッタは文化的な魅力が内外の人々を惹き付ける場所となっています。夜も、ここでの過ごし方は、ワインバーなどでゆっくりと語り合うのに向いており、ディスコで賑やかに楽しみたい人の集まるセント・ジュリアンズとは対照的です。
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ヴァレッタのパノラマ。一国の首都ながら、全体を徒歩で回れる狭い地域。三方を青い海に囲まれた古都でもあり、ある意味、不思議な首都と言えるでしょう。 | 古くからの建物がそのまま残るヴァレッタの街では、このような風景があちこちで見られます。世界遺産に指定されているため、外観の改造は禁じられています。 | |
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ヴァレッタの街へ入る門の外側は、一大バスターミナル。マルタのバスの殆どの路線は、ここが起終点となっています。交通の中心として、首都の機能が健在です。 | ヴァレッタを見下ろすには、市門(City Gate)入口付近の高台が便利です。小さな半島ですが、意外と起伏があり、あちこちから雄大な眺めが楽しめるのも魅力。 | |
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ヴァレッタのほぼ中央を貫く、リパブリック通り(Republic Street)。歩行者天国で、両側に商店やカフェなどが並ぶ、ヴァレッタで一番賑やかな通り。写真はクリスマス直前の夕方、ショッピングで賑わう時期。飾りつけが綺麗でした。 | ヴァレッタの街は、基本的に碁盤目に道路が通っています。その多くがこのように昔のままに細く、長く延びており、両側に古い建物が続いています。狭い通りでは車の駐車スペースが歩道に半分乗り上げることも公認となっています。 | |
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ヴァレッタの先端近くの東側、ベル・モニュメント(Bell Monument)のあたりから、湾を隔てて望む、リカゾーリ(Ricasoli)岬。目の前に見えますが、陸路だと湾を大回りしてかなり時間がかかります。 | 城門(City Gate)の南東にある、アッパー・バラッカ庭園(Upper Barrakka Gardens)の夜。ヴァレッタの夜は静かに、厳かに過ぎていく感じがします。大人がゆっくりと時間を過ごす向きでしょうか。 |
☆ ヴァレッタの語学学校へ → カヴェンディッシュ イージー・スクール
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